フレッシュ!

ソレイユに店を出して最近感じること、、
乾いたもの、日にちがたってもかわらないものを好まれる方が思いのほか多いということ。
私はと言えば、生まれてこのかた花はいつもそばにあるもので、美しさの後にはちゃんと枯れる、ということがごく当たり前に染み付いていた。枯れたらまた新しい花を飾る。そのささやかな作業の中にどこまでもおもしろさを求めることができるのが、フレッシュの花を飾る楽しみだと思うのです。

家の中でも、花がもつ場所、だめになる場所はあるし、光の加減によって映える場所映えない場所がある。
花の種類や色が違えばまた違った風情が楽しめるし、自分のその瞬間の感覚にフィットする花を探す楽しみはなによりもの醍醐味ではないでしょうか。

その時々、常にそばにあってほしいのがフレッシュな花、なのです。
その時々変化がある生きた花は、家族や自分のヒストリーとともに、記憶に刻まれるものだとも。

それぞれの飾り方のバランスは十人十色だと思います。
自分流を感覚でもって試行錯誤探っていく、そのお手伝いをできたらいいですね。


ただ、全部が全部枯れてしまうのは何となく寂しくなるもの。なので、、例えばアイビーとか、シキミアとか、フレッシュのままでよくもつものを組み合わせる飾り方が私は好きです。枯れたものは抜き、元気なものをまた新しいもので違う表情を楽しむような。
あと。やはり持つ花、持たない花、種類によってあるのですが、、あまり持たない、と知識としてもっている花が、たまたま思いのほか長く美しく咲いてくれた、ということもあります。そんなときはとっても嬉しいもの。
色んな花を手に取ってみて頂きたい。感覚でもって楽しんで頂きたいと思っています。


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