ラッピング

ソレイユでの店を始める際、色々考える事はあったのですが、したかった事のひとつは、ラッピングの簡素化。イコール余計なごみを出さないこと。
花束のラッピングは花屋ごと様々だとおもうのですが、花束を守るため、プラス見栄えよくするため、紙を重ねてさらにセロファンを巻いています。
観音のドゥジエムでも薄紙+少し厚手の紙+セロファンが基本形。ペーパーも花にあわせて何種類か用意しています。
8年前の開店当初はもっとシンプルだったのですが、お客様の要望と店の表現のひとつとして資材も増えていったわけです。そこを何とかしたい。

今朝新聞に目を通していたら、、資源ごみとして回収されるプラスチックごみがリサイクルされるのはごく一部だとか。あとは結局埋め立てられたり焼却処理されているのですね。少しのプラスチックゴミも店が商品として数だせばかなりの量になります。店からプラスチックごみを全く出さない、ということは難しいですが、、見栄えだけ考えたセロファン、これはラッピングの基本形から外そうと考えています。
ラッピングの大きな目的は、きれいな花を覆って大事に守る事。なので、大きな花束でペーパーだけで覆えない時などには使用します。
またステージで渡す花束など、ラッピングにも華やかさがほしいシチュエーションという時には使用するかもしれません。
希望されればご用意はありますので対応します。ただ観音のドゥジエムでもそうですが華美なペーパー等のご用意はありません。
ただ、セロファンがなくても「良い状態」な花束とラッピングを考えていきます。

お客様のご理解がいただけますようお願いします。

温暖化を加速させるのも食い止める力になるのも個々の意識と行動が重要。完璧は難しいですが細かな気付きを店としても個人としても大事にしたいと思います。